PCの電源スイッチの修理

先週ハードオフでジャンクPCの Endeavor NT-1200 を購入しました。
750円にしては見た目がきれいで、これは得した!と思ったのですが…
何と使っているうちに電源スイッチが壊れてしまいました。
このままでは使いにくい(使えない)ので、スイッチを修理しようと思います。



(注意)
ここから先はPCの分解を行います。
分解をするとメーカーの保証が受けられなくなり、場合によっては壊れてしまったりすることが
ありますので、真似する場合はあくまでも参考に。自己責任でお願いします。







破損箇所
正確にはスイッチが壊れたのではなく
スイッチを動かすためのプラスチックの部品が
折れました。
(つまようじを使えば電源入ります。)







今回は、スイッチ自体は壊れてないけれど
プラスチックの部品は直せそうにないので
スイッチをひとつ増設します。

<今回使う道具と材料>
左から [導線 タクトスイッチ 半田 半田ごて]
タクトスイッチが小さすぎて写真では見にくいです。










タクトスイッチのアップ
秋月電子で1個10円のアレです。











準備ができたら早速分解!
裏のネジを3つ外すだけでフロントパネル?
的なものが外れます。











フロントパネル的な物を外すとすぐに
HDD,BIOSの電池,電源LEDorスイッチぼ基盤があります。












HDD固定&スイッチ基盤を固定する金具を外すと
すぐ外れます。












このコネクタを外すのも忘れずに!







んで、これが問題のスイッチ。
comはcommon[共通]の略です。
電源を入れるために右にスライドすると
comと2が導通して電源が入る仕組みだと思う。
試しに電源をつないでcomと2をショートさせたら電源が入りました。
今回はタクトスイッチをcomと2に対して
並列につなぎます。








スイッチをつける場所です。
スピーカーの横は無駄に空間があるのでここに穴をあけてスイッチを入れます。








スイッチをつける場所が決まったら
スイッチを加工します。
まずは邪魔なのでこのようにいらない端子を切ります。










反対側も必要最小限の長さに切ります。











穴をあけます。
スピーカーの横よりいい場所を見つけたので
そこにスイッチをつけることにしました。










穴あけには100均のハンドドリルを使いました。
最初は一番小さいので穴をあけて大きいので穴を広げていきました。
(下の黒いぐちゃぐちゃはモザイクです)






穴があいたので試しにはめてみます。

ん? 
入らない!
でも、もう穴開けちゃったよ
どうしよう…









PC側はこれ以上加工できないので
スイッチを削って小さくしてしまいました。
かなりぎりぎりまで削ったので
端子が取れそうです。









そして…







おー
入ったぁーーーーー
よかった。
一時はどうなるかと思ったww







無事スイッチの位置が決まったのでいよいよ配線に入ります。







最初は配線に普通の導線でやるつもりでしたが。
思ったよりPCの中の空間がなかったので
使えないUSBケーブルを分解して取りました。









無事に材料加工が終わったのでいよいよ配線に入ります。









まずスイッチ側に線をつなげます。











線をねじってからPCの基盤につなぎます。
初めてPCに半田づけしたので少し緊張しました。












無事取り付け完了しました!
導線は適当な長さに切ったのですが
めちゃくちゃいい感じに入りました。







組み立て完了!
緊張の瞬間。

いよいよスイッチON!

カチッ

キュィーン
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

無事電源入りました!







以上。電源スイッチ修理レポートでした~

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